Grokで二次創作小説を安定生成する設定テンプレと運用
Grokの二次創作小説に挑戦したいのに、プロンプトの書き方が分からない、夢小説の名前置換が崩れる、クロスオーバー越境が散らかる、公開していいのか不安、著作権や規約、商用利用の線引きが曖昧……そんな悩み、ありますよね。
私は生成AI促進本部の運営者として、読者のあなたが「安全に」「読み物として成立する形で」二次創作を仕上げられるよう、二次創作の書き方、例文の作り方、回数制限を前提にした進め方、保存と共有の運用まで、実務目線で整理します。
特に気になるのが、プロンプトを工夫してもキャラがブレる問題、途中で話が飛ぶ問題、そして公開・収益化に絡むルールの不安だと思います。ここはモヤっとしやすいポイントなので、手順に落として一緒にほどいていきましょう。
この記事は「書けるようになる」だけじゃなく、「後で揉めない形に整える」こともゴールにしています。判断が難しいところは、公式の案内確認や専門家への相談につなげる前提で、現場で使えるチェック方法まで含めます。
- Grokの小説プロンプトを崩さず通す基本設計
- 二次創作の書き方を安定させる設定の作り方
- 夢小説の名前置換やクロスオーバー越境のまとめ方
- 著作権・規約・商用利用と公開共有の注意点
Grokの二次創作小説を始めるために

ここでは、Grokの二次創作小説を「途中で破綻させない」ための作り方を、プロンプト設計から順番にまとめます。まず骨組みを固め、次に文体とキャラ解釈を固定し、最後に長編でも回しやすい運用へつなげます。
ラフに言うと、最初に“設計図”、次に“材料”、最後に“組み立て手順”です。ここを飛ばして本文から突っ込むと、後半でだいたいグダります。ここ、気になりますよね。
Grokの小説プロンプトの基本
Grokで二次創作小説を安定させる最初のコツは、プロンプトを「一回で全部書かせない」ことです。最初に必要なのは、物語そのものよりも、生成のルールと出力の型を決める作業です。
私がよく使う順番は、①前提(作品名・時系列・視点)→②文体(地の文の温度感)→③禁止事項(NG展開)→④出力形式(見出しや段落)→⑤今回のシーン、です。これだけで、同じプロンプトでもブレが大きく減ります。
最初の一通目は「本文」ではなく「設計書」を作ると、以降の修正回数が減ってラクになります。
- 作品名/時系列/舞台
- 主役2名の口調ルール(語尾、口癖、敬語)
- 地の文の文体(硬め/軽め/一人称など)
- 絶対に避けたい展開(死亡、破局など)
- 今回書くのは「導入だけ」、次回は「会話中心」など分割方針
プロンプトは「固定パーツ」と「可変パーツ」を分ける
プロンプトが長くなると不安になるかもしれませんが、長さ自体より「毎回変える部分が多すぎる」ほうが事故ります。私はプロンプトを、固定パーツ(毎回コピペ)と可変パーツ(今回の状況だけ差し替え)に分けて管理します。
固定パーツは、視点・文体・キャラ口調・禁則事項・出力形式。可変パーツは、場所・目的・イベント・登場人物の入れ替え・シーンの狙い(甘い会話に寄せる、戦闘の緊張感を出す、など)です。固定が強いほど、長編で破綻しにくいですよ。
小説生成でブレるときって、AI側の気分というより、前提の揺れが原因なことが多いです。あなたが悪いわけじゃなくて、設計が曖昧なだけ、みたいなケースが本当に多いです。
出力の型を決めると、読み物として成立しやすい
二次創作は「キャラの一貫性」だけじゃなく、読み物としての気持ちよさも大事です。そこで効くのが出力の型です。たとえば、導入は情景描写→会話→行動→心情の順、会話は1〜3行で回す、地の文は1段落3〜4文まで、みたいに枠を決めます。
枠があると、修正指示も短くできます。「ここは会話中心で」「地の文を短くして」「心情は最後に1段落だけ」など、直したいポイントが明確になるからです。結果として、回数制限がある状況でも進めやすくなります。
| 要素 | 決める内容 | 例 |
|---|---|---|
| 視点 | 一人称/三人称/固定視点 | 三人称・主人公固定 |
| 文体 | 硬め/軽め/比喩の量 | 軽め、比喩は控えめ |
| 会話 | 語尾、敬語、口癖 | 語尾は断定、敬語は崩さない |
| 禁則 | 避けたい展開や表現 | 死亡描写なし、露骨表現なし |
| 構成 | 段落、テンポ、見せ場 | 導入→対立→和解の3段 |
プロンプトを短くしたい気持ちは分かりますが、二次創作は「キャラの一貫性」が命です。最初の数百字を惜しまず、ルールを先に固定してください。なお、仕様や制限は変わることがあるので、回数制限や出力上限などの正確な情報は公式の案内をご確認ください。

Grok側の反応が不安定なときは、前提の渡し方が原因になりがちです。基本の扱い方を一度整理したい場合は、生成AI促進本部の関連記事「Grokの使い方|リプライ例で学ぶ:返信がこない原因と対処法」も参考になります。
二次創作の書き方と設定

二次創作の書き方で一番ミスりやすいのは、設定を「説明しすぎる」ことです。説明過多はテンポを殺しますし、Grokにも余計な枝葉が増えて、会話が散りやすくなります。私は設定は3層に分けます。
設定は3層に分ける
- 固定設定(絶対に変えない):時系列、関係性、禁則事項。
- 可変設定(今回だけ):場所、目的、イベント。
- 演出設定(雰囲気):甘め、シリアス、コメディなど。
固定設定は毎回コピペできる形で手元に保存し、可変設定だけ差し替える運用にすると、長編でも安定します。ここで重要なのが、キャラの価値観と口調を「箇条書きで」決め打ちすることです。
設定の要点は「短い日本語」で書くほど強いです。二次創作は情報量を増やすより、解釈を揃えるほうが成果が出やすいと感じています。
「説明」ではなく「行動」で設定を見せる
二次創作で読まれる文章って、だいたい設定説明が短いです。設定が薄いというより、行動と会話で自然に滲むんですよね。たとえば「この街は治安が悪い」と説明するより、「夜なのに警戒の合図が飛び交う」「商店が早仕舞いしている」みたいに描写で見せると、読み物として一段上がります。
Grokに指示するときは、「世界観を説明して」より「世界観が伝わる描写を2つだけ入れて」みたいに頼むほうが安定します。数を絞るのがコツです。盛りすぎると、描写が散ります。
キャラ設定は「口調」と「価値観」の2軸で固定する
口調は分かりやすいですが、実は価値観の固定が効きます。価値観が決まると、セリフ選び、葛藤、譲れないポイントが一貫するからです。私はキャラごとに「優先順位」を1行で書きます。例としては「仲間>目的>安全」「合理性>感情>体裁」みたいな形です。
実務チェック:生成後に、各キャラの発言を見て「この価値観の順番で言いそうか?」だけ確認すると、解釈ブレがかなり減ります。
二次創作の書き方を崩さない運用
運用面で大事なのは、毎回ゼロから始めないことです。固定設定をテンプレ化して、可変部分だけ入れ替える。さらに、各回で「今回の狙い」を一つに絞ります。恋愛なら恋愛、戦闘なら戦闘、ギャグならギャグ。狙いが複数あると、Grokは全部を薄く拾って、どれも弱くなりがちです。

もし長編にするなら、1話ごとに「前話の要約(3行)」「今回の目的(1行)」「次回への引き(1行)」を固定フォーマットにしておくと、途中で迷子になりにくいです。あなたが読み返すときもラクですよ。
夢小説の名前置換テク
夢小説で詰まりやすいのが、名前置換が途中で揺れたり、呼び方が統一されない問題です。私はまず、呼称を「変数」扱いにして、置換ルールを最初に固定します。これはGrokに限らず、生成系全般で効きます。
名前置換を崩さないルール
- 主人公名は「あなた」か「名前」に統一(混在させない)
- 呼び名は一人につき一つ(あだ名を複数作らない)
- 地の文と会話で呼称を変えない(会話だけ敬称が変わる等を避ける)
実務で効く一文:「本文では主人公名を常に『名前』と表記し、敬称や愛称に置き換えない」
夢小説は「視点」と「呼称」が崩れると一気に読みにくい
夢小説って、読者の没入が命です。だからこそ、名前置換だけじゃなく、視点と呼称が揺れると一気に冷めます。たとえば「あなた」と「名前」が混ざる、二人称なのに途中で三人称になる、相手キャラが急にフルネーム呼びになる、みたいなやつですね。ここ、気になりますよね。
対策としては、プロンプトの冒頭に「視点」「呼称」「敬称」の3点セットを固定して、本文の最後にも「上記ルールに反する表記がないか自己点検してから出力」と付けます。自己点検を促すだけでも、崩れにくくなります。
「自己点検してから出力」は、完璧にはならないですが、崩れ方が軽くなることが多いです。リライトの手間が減るので、私はだいたい入れています。
変数化テンプレを作っておくと最強
名前置換を安定させるなら、テンプレ化が一番です。私は、登場人物の呼称を最初に「対応表」にして渡します。いきなり本文に入るより、先に対応表→短いテスト会話→本文、の順が安定します。
| 対象 | 表記 | 禁止 |
|---|---|---|
| 主人公 | 名前 | あなた/本名フルネーム |
| 相手キャラ | 苗字+さん | 呼び捨て/急なあだ名 |
| 地の文 | 三人称・主人公固定 | 視点の切り替え |
| 会話 | 短文中心 | 長い独白の連発 |
また、夢小説は読者の好みで分岐が起きやすいので、分岐点だけ選択肢として出させると、リテイクが短時間で済みます。もし別ツールも視野に入れるなら、設定テンプレの組み方は共通するので「Geminiの夢小説プロンプト攻略|テンプレ例と一線問題対策」の考え方も併用できます。

なお、個人情報や実在人物の扱いはトラブルになりやすい領域です。公開前提の場合は、最終判断を専門家にご相談ください。
クロスオーバー越境のコツ

クロスオーバー越境は、面白さの反面、世界観が壊れやすいジャンルです。私はまず「どちらの世界のルールを優先するか」を決め、優先しない側は“ゲスト枠”として扱います。両方を同列に扱うと、説明が倍になり、物語の芯が抜けます。
越境を破綻させない手順
- 主軸作品を決める(語り口・視点も主軸に寄せる)
- ゲスト側は3要素だけ持ち込む(能力/目的/弱点など)
- 両方の固有名詞は出しすぎない(1段落に詰めない)
越境でやりがちな失敗は、設定説明が長くなって「小説のテンポ」が落ちることです。まず会話と行動で魅せて、説明は後追いにすると読みやすくなります。
「ルールの衝突」を物語の燃料にする
越境が面白いのは、キャラ同士の絡みだけじゃなく、世界観のルールがぶつかるところです。ただし、衝突を起こすなら、衝突点は1〜2個に絞ったほうがまとまります。たとえば「魔法が当たり前の世界に、科学世界の常識が入ってくる」「倫理観が違う」みたいな衝突ですね。
ここで大事なのは、衝突したルールを「どっちが正しい」で裁かないことです。二次創作の読み味としては、互いのルールを理解しようとする会話があると、キャラが立つし、説得力も増します。
強さのバランス崩壊を避ける
越境で事故りやすいのがパワーバランスです。片方の世界の能力が強すぎると、もう片方の世界が“舞台装置”になってしまって、読者が冷めます。私は、ゲスト側の能力は「制約」もセットで持ち込むようにします。燃費が悪い、条件が揃わないと使えない、精神的な弱点がある、などです。
越境のコツ:能力よりも「目的」と「弱点」を先に決めると、話が締まります。ここが決まると、見せ場も作りやすいです。
固有名詞の渋滞を防ぐ小技
越境は固有名詞が増えがちです。Grokに頼むときは、「固有名詞は1段落に最大2つまで」「初出の固有名詞は短い説明を一言だけ添える」みたいな縛りを入れると、読みやすさが上がります。

説明を増やすんじゃなく、説明の量を制御するイメージです。
解釈違いを減らす指示
二次創作の解釈違いをゼロにするのは難しいですが、減らすことはできます。ポイントは、キャラ解釈を「形容詞」ではなく「行動ルール」に落とすことです。「優しい」ではなく「相手の言葉を否定しない」「先に相手を気遣う一言を入れる」といった具合です。
キャラ解釈を行動ルールにする
- 怒るとき:声を荒げるのか、静かに距離を置くのか
- 照れるとき:話題を逸らすのか、皮肉で返すのか
- 譲れない価値観:仲間/正義/合理性などの優先順位
この行動ルールをプロンプトの冒頭に固定すると、本文が長くなってもブレにくいです。さらに、出力後のセルフチェックとして「このセリフは原作でも言うか?」を1回挟むよう指示すると、解釈違いの割合が下がります。
解釈違いの多くは「指示不足」より「指示の粒度ズレ」
私の体感ですが、解釈違いって「情報が足りない」より「情報の書き方が曖昧」が原因になりがちです。たとえば「ツンデレっぽく」と書くと、ツンの強さ、デレの出方、照れ隠しの癖が人によって違うのでブレます。そこで、行動と会話のルールに落とします。
例を出すと、「好意を言葉にしない」「距離が近づくと皮肉が増える」「相手が落ち込むと、言い訳しつつ助ける」みたいに、場面ごとの反応を決めると再現度が上がります。
短いテストシーンで「口調のキャリブレーション」をする
いきなり本編を書かせる前に、50〜150字くらいのテスト会話を作らせるのが効きます。たとえば「朝の挨拶」「軽い言い争い」「謝罪」みたいな定番シーンで、口調と温度感が合うか確認するんです。ここでズレたら、本編に入る前にルールを微調整します。
おすすめ指示:まず短い会話例を3パターン出し、最も原作らしいものの要素を抽出して本文に反映する
リライト用プロンプトを別に持つ
生成→修正を早く回すなら、リライト専用の指示を持つのが強いです。「口調を原作寄せ」「比喩を減らす」「地の文を短く」など、よく直す項目をテンプレ化しておくと、毎回説明しなくて済みます。

回数制限がある場面でも、このテンプレがあるとやり直しの負担が減ります。
Grokの二次創作小説の注意点

ここでは、公開・共有・収益化を視野に入れたときに必ず押さえたい注意点を整理します。著作権や規約は「知らなかった」で済まないケースがあるので、慎重に進めましょう。
特に、投稿先のルールと権利者ガイドラインの組み合わせでOK/NGが変わるのが厄介です。面倒に見えますが、ここを手順化すると不安が一気に減りますよ。
著作権と規約のチェック
Grokの二次創作小説を公開するなら、まずは著作権と各サービスの規約を確認してください。二次創作そのものが即アウトという話ではなくても、権利者のガイドライン、投稿先のルール、表現の扱いなどで、許容範囲が変わります。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。ルールは更新されることがありますし、作品ごとにガイドラインが異なる場合があります。
公開・配布・収益化など判断が難しい場合は、最終的な判断を専門家にご相談ください。
「作品ガイドライン」と「投稿先規約」は別物
ここが混ざると、事故ります。作品ガイドラインは権利者側のルール、投稿先規約はプラットフォーム側のルールです。両方を満たす必要があります。たとえば、権利者がOKでも投稿先がNGの表現がある、逆もある、という形ですね。
さらに言うと、二次創作は「作る」段階と「公開する」段階でリスクが変わります。作って手元で楽しむだけなら問題が表に出にくくても、公開すると第三者が関わるので、チェックの重要度が跳ね上がります。ここ、気になりますよね。
チェックを「項目化」すると迷いが減る
私は公開前に、最低限のチェック項目を固定しています。毎回悩むのが一番しんどいので、手順にしてしまうのがラクです。
| チェック項目 | 確認する場所 | メモ |
|---|---|---|
| 権利者ガイドライン | 公式サイト/公式SNS告知 | 禁止事項・許諾範囲・収益化の扱い |
| 投稿先の利用規約 | 規約ページ | 二次創作可否、年齢制限、禁止表現 |
| 画像・ロゴの扱い | 配布素材/公式画像 | 文章だけでもサムネで踏みがち |
| 引用・転載は禁止性 | 引用ルール | 引用の範囲や表示方法 |
| 公開範囲 | 設定/限定公開 | まず限定で様子見もアリ |
二次的著作物の考え方は一度押さえておく
二次創作は、原作があって成立する創作です。そのため、一般論としては、原作の権利や扱いが絡みます。ここは断定で語りにくい領域なので、私は必ず一次情報も確認するようにしています。たとえば、二次的著作物に関する基本的な説明がまとまっている資料として、文化庁の解説が参考になります。
また、引用や画像の扱い、ロゴの使用などはリスクが上がりやすい領域です。文章だけのつもりでも、アイキャッチやサムネで踏むことがあるので、公開前にチェックリスト化しておくと安心です。

繰り返しになりますが、正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断が必要な場面では、専門家への相談も選択肢に入れてください。
商用利用と二次利用の線引き

商用利用は、広告収益、投げ銭、販売、サブスク特典など、形が多様です。二次創作は「趣味の範囲」なら問題になりにくいケースがあっても、金銭が絡むと見られ方が変わることがあります。
線引きを曖昧にしないために
- どこで公開するか(個人サイト/SNS/投稿平台)
- 収益導線がどこにあるか(広告、リンク, 販売)
- 権利者のガイドラインがあるか(禁止事項、許諾範囲)
私のおすすめは、「まず非公開で完成度を上げる」→「ガイドライン確認」→「公開」の順番です。焦って出すほど、修正が増えて疲れます。
「商用かどうか」はグレーが多いから、先に想定する
ここ、モヤっとしやすいですよね。たとえば、ブログに載せて広告が出ている、プロフィールに投げ銭リンクがある、限定公開で支援者だけが読める、などは判断が割れやすいです。だからこそ、私は「収益につながる導線があるか」を一つずつ洗い出します。
大事なのは、今は収益化していなくても「将来する可能性があるなら、最初からその前提で運用を組む」ことです。後から収益化に切り替えた瞬間にルール違反になると、修正が大変です。
迷うなら「収益導線を外した状態で公開」→「OKが確信できたら次を検討」が一番安全だと思います。
二次利用(転載・まとめ・翻案)も意識する
自分が作った文章でも、二次創作は原作要素を含むので、転載やまとめ、転載は禁止転載が起きたときの扱いが難しくなることがあります。だから私は、公開範囲を選べる投稿先を選んだり、最初は限定公開でテストしたりします。
また、あなたが他人の二次創作を参考にする場合も、引用のルールや相手の利用条件は守る必要があります。こういうところは後から揉めると本当に消耗するので、「やらない」判断も含めて設計しておくと安心です。

収益化を検討する場合は、関係する規約・ガイドラインを必ず読み、判断に迷う点は専門家に相談するのが安全です。
生成の回数制限と対処法
生成AIには、プランや利用状況によって回数制限や出力上限がある場合があります。二次創作小説を一気に書かせようとすると、途中で止まったり、後半が雑になったりしがちです。私は最初から「分割前提」で設計します。
回数制限に強い進め方
- まずアウトラインだけ作る(章立て、見せ場、オチ)
- 次にシーンごとに生成(1シーン=800〜1500字など)
- 最後に全体を統合し、整文と矛盾チェックを別で回す
効率の芯:本文生成より先に、矛盾が起きにくい骨組みを作ること
分割は「場面」だけじゃなく「目的」で切る
分割というと「シーンで切る」が定番ですが、私は目的でも切ります。たとえば、①会話の芯を作る、②情景描写を足す、③キャラ口調を整える、④矛盾チェック、というふうに工程を分けるんです。こうすると、1回の出力に詰め込む情報が減って、精度が上がります。
特に、最初から情景も心情も伏線も全部盛りにすると、後半が薄くなったり、キャラが急に別人になったりします。ここ、ほんとに起きがちです。
「続きは次で」と言わせないコツ
途中で途切れるのが嫌な場合は、最初から「この出力は導入のみ」「ここで一度締める」「次回につながる一文で終える」など、終わり方を指定すると安定します。終わり方が決まっていると、Grokが尺を調整しやすいからです。
「全体の尺を守る」より「区切り方を守る」ほうが、結果的に読みやすい文章になりやすいです。短く切って積む、が結局いちばん強いです。
制限の数字は変わる前提で運用する
制限の数字は変動する可能性があるので、最新の利用条件は公式の案内で確認してください。私のおすすめは、制限が厳しい環境でも回るように、テンプレ・分割・再利用の3点を最初から作っておくことです。

あなたの作業がラクになるほど、作品づくりは続きます。
保存と公開共有の運用

二次創作は、保存と公開共有の運用で差がつきます。生成結果は、そのまま投稿できる形に見えても、誤字・口調ブレ・設定矛盾が混ざります。私は最低でも「保存→整文→公開」の3段階を踏みます。
保存の基本
- 固定設定(キャラ口調、禁則事項)は別ファイルで管理
- アウトライン、各シーン、最終稿を分けて保存
- 修正履歴を残す(どこを直したかをメモ)
公開共有の前に、投稿先の規約、作品ガイドライン、そして第三者の権利(引用・画像・ロゴなど)を必ず確認してください。正確な情報は公式サイトをご確認ください。
「保存」は安心のためだけじゃなく、品質のためにやる
保存って地味ですが、品質に直結します。なぜなら、良い回の出力(キャラがブレない、テンポがいい、言い回しが原作寄り)を「資産」として残せるからです。逆に、保存せずに流してしまうと、毎回ゼロから当て直しになって消耗します。
私は、固定設定ファイルに「採用した口調例」「NGだった言い回し」「世界観の禁止事項」も追記します。こうしておくと、次回からの指示が短くなるんですよ。回数制限の対策としても効きます。
| 保存物 | 中身 | 用途 |
|---|---|---|
| 固定設定 | 視点、文体、口調、禁則 | 毎回コピペの土台 |
| アウトライン | 章立て、見せ場、目的 | 迷子防止 |
| シーン別原稿 | 各シーンの本文 | 差し替え・修正がラク |
| 整文メモ | 直した点、理由 | 次回の品質アップ |
| 公開版 | 最終稿 | 投稿・配布用 |
公開前の最終チェックは「読者目線」と「事故防止」の二段構え
公開前はテンションが上がるので、見落としが増えます。だから私は、チェックを二段に分けます。まず読者目線で「読みやすいか」「キャラがブレてないか」「オチが伝わるか」。次に事故防止で「規約に触れてないか」「引用や画像が危なくないか」「個人情報が混ざってないか」。この順番にしています。

公開するほど不安が増えるのは自然です。だからこそ、チェック手順を固定して、気分ではなく手順で判断できる形にしておくと、長く続けられます。
まとめ:Grokの二次創作小説のつくりかた
Grokの二次創作小説は、プロンプトの基本設計、二次創作の書き方の型、夢小説の名前置換、クロスオーバー越境のまとめ方、解釈違いを減らす指示まで、手順を整えるほど安定します。
私がいちばん伝えたいのは、才能やセンスよりも「再現できる手順」が強いってことです。設計書を作る、固定と可変を分ける、短いテストで口調を合わせる、分割で積む、保存で資産化する。これを回せるようになると、1本の完成度が上がるだけじゃなく、次の作品がめちゃくちゃ楽になります。ここ、いちばんおいしいところです。
- 固定設定テンプレを作る
- テスト会話で口調を合わせる
- アウトライン→シーン分割で本文を積む
- 整文と矛盾チェックを別工程にする
一方で、著作権や規約、商用利用、公開共有には注意が必要です。正確な情報は公式サイトをご確認ください。判断に迷う場合は、最終的な判断を専門家にご相談ください。
無理に一発で完成させず、分割生成と保存運用で「続けられる形」に落とし込めば、二次創作はもっと楽しくなります。あなたの作品づくりが、安心して前に進むきっかけになれば嬉しいです。


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