SeaArtのネガティブプロンプトで失敗回避!設定手順と例文集
SeaArtのネガティブプロンプトって、どこに入れるのが正解なのか迷いますよね。入れ方は分かったつもりでも、反映されない・効果が弱い・逆に崩れる、みたいな壁に当たりがちです。
この記事では、SeaArtのネガティブプロンプトの基本から、高級設定のNegative Promptsの場所、日本語と英語の違い、コピペできるテンプレおすすめ、low qualityやworst qualityの考え方、bad handsやwatermark・textの消し方、embeddingやEasyNegativeの使い分け、さらに重み付けのコツまで、実務目線でまとめます。
あなたの狙いが「まずは安定させたい」でも「手や指だけ直したい」でも大丈夫です。必要な時だけ、必要な分だけ入れる設計にすると、SeaArtはかなり扱いやすくなります。
ネガティブプロンプトは「強いほど正義」ではなく、目的に合わせて薄く効かせる方が失敗しにくいです。あなたの生成が安定する型を、一緒に作っていきましょう。
- SeaArtでネガティブプロンプトを入れる場所と基本
- 日本語と英語での効き方の違いと使い分け
- コピペ用テンプレと目的別の追加ワード
- embeddingやEasyNegativeで短く安定させる方法
SeaArtのネガティブプロンプトの基本

ここでは、SeaArtのネガティブプロンプトを「そもそも何のために使うのか」「どこに入力するのか」「入力の作法は何か」を、最短で迷わない形に整理します。最初は完璧を目指さず、安定稼働する型を作るのがコツです。
ネガティブプロンプトとは
ネガティブプロンプトは、生成結果に入ってほしくない要素をAIに伝える指示です。逆に言うと、ポジティブプロンプトは「入れたい要素」、ネガティブプロンプトは「避けたい要素」を担当します。ここ、気になりますよね。仕組みを知っておくと「効かない」「反映されない」の切り分けが一気にラクになります。
まず大前提として、画像生成は「否定語(〜しない、〜を除外)」が苦手になりやすいです。だからこそ、ネガティブプロンプトは“禁止命令”というより、生成が寄りやすい不具合パターンを先回りで抑えるためのレールと捉えると使いやすいです。
- 品質系:low quality、worst quality、lowres、blurry、jpeg artifacts など
- 破綻系:bad anatomy、bad hands、extra fingers、deformed、mutated hands など
- 混入系:watermark、text、username、signature、logo など
ポイントは、ネガティブプロンプトは「全部盛り」ではなく「症状に合わせて処方する」という考え方です。入れすぎると、絵が硬くなったり、表情や質感まで削れたりして、かえって不自然になることがあります。私の運用だと、まず“最低限の品質系+混入系”で土台を安定させて、次に“破綻系”を必要な分だけ追加します。
ネガティブが必要になりやすい典型パターン
あなたが困りやすいのは、だいたい次のどれかに当てはまります。自分の症状を言語化できると、入れる単語が一気に絞れます。
| 症状 | よくある原因 | まず入れる候補 | 追加の候補 |
|---|---|---|---|
| 全体がボケる | 解像度・描写が弱い | blurry, lowres | out of focus, jpeg artifacts |
| のっぺり・低品質 | 品質タグ不足 | low quality, worst quality | bad anatomy(体型も崩れる時) |
| 指が増える/欠ける | 手の構造が苦手 | bad hands | extra fingers, missing fingers, mutated hands |
| 文字や透かし | 学習元の混入 | text, watermark | signature, username, logo |
| 人数が増える | 構図が曖昧 | multiple people | duplicate person(出るなら) |
この表の通り、最初は「よくある原因」→「まず入れる候補」だけで十分です。いきなり追加まで入れると、効きすぎて絵柄が固まることがあるので、まずは1〜3語で様子を見るのが安全ですよ。
注意:ネガティブプロンプトは、入れた瞬間に必ず効く魔法ではありません。モデルや生成モード、プロンプト内容の相性で効き方が変わります。反応が薄いときは、単語の見直しより先に「区切り(カンマ)」と「スペル」を確認するのが近道です。

最後に、覚えておきたいのはこれです。ネガティブプロンプトは「理想を作る」ものではなく、失敗パターンを減らして理想に近づけるもの。だからこそ、必要な分だけが最強です。
SeaArtでの入れ方と場所

SeaArtの生成画面には、ポジティブプロンプトとは別にネガティブプロンプトの入力欄があります。見つからない時は、まず「高級設定」や「Advanced Config」相当の設定を開いてください。UIは更新されることがあるので、表示名や配置が違って見える場合もあります。
私が安定させるためにやっている「最短手順」
ネガティブを触るとき、私は次の順番を崩しません。これが一番、失敗が減ります。
- まずはポジティブプロンプトだけで1回出す
- 崩れた箇所を1つだけ特定する(例:指、文字混入、低解像度)
- それに対応するネガティブワードを数語だけ足す
- 改善したら固定し、別の問題は次の周回で足す
最初から長文のテンプレを入れるより、改善ループで最小限に育てる方が、SeaArtでは結果が安定しやすいです。というのも、ネガティブを長くすると「出力の自由度」を削りやすく、ポーズや表情が固まったり、服のディテールが薄れたりすることがあるからです。
見つからない時のチェックポイント
「ネガティブ入力欄がない」ってとき、だいたい次のどれかです。あなたも当てはまるかもしれません。
- モデル固有のUI(簡易モード)で、詳細設定が折りたたまれている
- 生成モードやエンジンで、パラメータ欄の表示が変わっている
- 画面幅(スマホ/PC)で、右ペインや下部に移動している
- ネガティブ欄ではなく、Embedding(トークン)欄を先に追加している
運用メモ:SeaArtは「入力欄が見つからない」より、「入力してるのに効いてない」が多いです。効いてない時は、区切りのカンマ、スペル、同義語の重複(入れすぎ)を先に疑うと解決が早いです。
ネガティブは“削る”ためのツールだと割り切る
ここを勘違いすると沼ります。ネガティブは、理想を追加するツールではなく、不要な出力を減らすツールです。だから、最初は「品質」と「混入」の制御に使うと安定しやすいです。手や顔の破綻は、その次にしましょう。

あなたの作りたいテイストが固まってきたら、破綻系を必要なぶんだけ足す、という流れがいいかと思います。
高級設定のNegative Prompts
SeaArtでは、高級設定の中にNegative Promptsがあり、そこでネガティブプロンプトを管理します。モデルや生成モードによって、設定パネルの出方が少し変わることがあるので、見当たらない場合は「詳細設定」「Advanced Config」「高級設定」のいずれかを探してください。
ここでひとつ、権威性のある一次情報として押さえておくと安心です。SeaArt公式ガイドでも、Negative Promptsは「不要な要素を避けるために、画像に入れたくないもの(例:low quality、ugly、deformed など)を入れる」趣旨で説明されています。(出典:SeaArt Guide『4-4 Advanced Config』)
既存のネガティブを“読む”のが先
モデルによっては最初からネガティブ側の定番セットが入っていることがあります。そこに追記してもいいのですが、私はまず「何が入っているか」を確認してから足します。理由はシンプルで、既に入っている単語と重複しても効果が大きく伸びない一方、単語数だけ増えて制御が難しくなるからです。
- 品質:low quality / worst quality / lowres / blurry など
- 破綻:bad anatomy / bad hands / deformed など
- 混入:watermark / text / signature / username など
この3ブロックに分けておくと、「何を追加したら、何に効いたのか」が追えます。逆に、思いつくままに単語を足すと、効いたのか偶然なのかが分からなくなって、調整が泥沼化します。ここ、あるあるですよね。
“入れすぎ”が起こす副作用
ネガティブは強くすればするほど良い、と思いがちですが、実際は逆のケースも多いです。たとえば、品質系を盛りすぎると、肌の質感がプラスチックっぽくなったり、陰影が平板になったりします。破綻系を盛りすぎると、手が隠れたり、ポーズが硬くなったりします。混入系を盛りすぎると、看板や装飾文字が“あるべき場所”まで消えて、世界観が壊れることもあります。
注意:「何も出したくない」方向に寄せすぎると、情報量の少ない画像になったり、狙いのディテールが削れたりします。適度な単語数にして、問題が出たら少しずつ追加するのが安全です。

SeaArtはUIやモデル、エンジンが更新されることがあります。入力欄の場所や、初期で入っているネガティブの内容も変わり得ます。正確な情報は公式サイトをご確認ください。また、制作物の公開範囲や利用規約、商用利用の可否などが絡む場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。
日本語入力と英語入力の違い

結論から言うと、SeaArtのネガティブプロンプトは英語の方が効きやすいケースが多いです。日本語でも動きますが、微妙なニュアンスや短い単語ほど英語が安定しやすい印象があります。ここ、実際に試すと体感で分かります。
なぜ英語が効きやすいと感じるのか
私の実務感覚だと、理由は大きく2つです。ひとつは、学習データ側のタグやキャプションが英語寄りであることが多い点。もうひとつは、ツール側の「区切り」や「トークン化」が英語カンマ区切りを前提にしている場面がある点です。もちろん例外はありますが、まず迷ったら英語に寄せるのが安定します。
- 英語は カンマ区切り が基本(例:low quality, watermark, bad hands)
- 日本語はスペース区切りでもよいが、モデルによっては効きが弱いことがある
日本語でやるなら「概念」を大きく、英語でやるなら「症状」を細かく
使い分けのコツとして、私はこんな風に考えています。日本語はざっくりした指示が通りやすいときがあり、英語は症状を細かく切って当てやすいです。たとえば「文字を消したい」という目的は日本語でも通ることがありますが、確実に寄せたいなら英語の text / watermark / signature を当てていく方が再現性が出やすいです。
よくある“反映されない”の正体
「入れたのに変わらない…」ってとき、原因はだいたいこのへんです。あなたも一度チェックしてみてください。
- カンマが抜けていて、単語がひと塊として解釈されている
- スペルミス(watermak みたいな地味なミス)
- 同じ意味の単語を多重に入れて、効果が飽和している
- そもそもポジティブ側が強すぎて、ネガティブが負けている
- モデルの特性上、その要素が出やすい(例えば文字が得意なモデルなど)
実務のコツ:私は、反映されない時ほど「単語を増やす」のではなく、いったん半分に削って効果を見ることが多いです。原因が“入れすぎ”にあること、意外と多いですよ。

まずは英語・カンマ区切りで、品質(low quality / worst quality)と混入(text / watermark)から当ててみてください。ここが安定すると、次の調整が本当にラクになります。
順番と重み付けのコツ
ネガティブプロンプトの順番は、基本的には大きな差が出にくいことが多いです。それよりも重要なのは、重み付けを必要な箇所だけに使うことです。ここ、気になりますよね。数字をいじると効いた気がして、つい盛りがちなんですが、実は“少しだけ”が一番効きます。
順番より大事なのは「役割の分離」
順番をいじるより、先にやるべきは役割の分離です。私はネガティブを「品質」「破綻」「混入」の塊として管理し、どの塊を強めたのかが分かる状態にします。こうしておくと、生成が崩れた時に“どこを戻せばいいか”が明確になります。
重み付けは“最後のひと押し”に使う
重み付けは、特定の要素を強めたり弱めたりするための手段で、一般的には (単語:1.2) のように書きます。便利ですが、数値を上げすぎると破綻や副作用が出ることがあるので、私はまず1.1〜1.5程度の小さな範囲から試します(あくまで一般的な目安です)。
注意:モデルや生成エンジンの実装によって、重み付けの効き方や上限は変わります。数値で断定せず、少しずつ調整してください。正確な仕様はSeaArt公式の案内をご確認ください。
目的がはっきりしている重み付けだけ使う
運用で効くのは、次のような「目的が明確な重み付け」です。逆に、なんとなくで重みを付けると、表情や質感まで削れて不自然になりがちです。
- 複数人を避けたい:(multiple people:1.3)
- 目の破綻が多い:(deformed eyes:1.2)
- 指が不安定:(bad hands:1.3)
- 文字混入がしつこい:(text:1.2)(やりすぎ注意)
重み付けで失敗しやすいパターン
ありがちな失敗を先に共有しておきます。あなたも同じところでハマりやすいので、避けられると強いです。
- 品質系を重くしすぎて、のっぺり・無表情になる
- 破綻系を重くしすぎて、手が隠れる・構図が逃げる
- 混入系を重くしすぎて、看板や装飾まで消えて世界観が崩れる
- 重みを複数同時にいじって、どれが原因か分からなくなる

私のおすすめは、重み付けは“1単語だけ”で試すことです。たとえば指だけ直したいなら (bad hands:1.2) だけ。改善したら固定。変わらないなら、重みを上げるより単語を変える。これが一番安全で、再現性が高いです。
SeaArtのネガティブプロンプト活用法

ここからは、実際に使えるコピペ用テンプレと、症状別の追加ワード、embeddingやEasyNegativeの使い分けまで踏み込みます。あなたが作りたい絵柄に合わせて、必要なパーツだけ持ち帰ってください。
コピペ用テンプレおすすめ
テンプレは「万能呪文」ではなく、スタート地点を作る道具です。ここ、つい誤解されがちなんですが、テンプレを入れた瞬間に“完成”するわけじゃないです。私は、まず短いテンプレから始めて、必要なら足す運用を推します。
まずは最小で安定させるテンプレ
最初におすすめなのは、品質と混入を軽く抑えるだけの短いセットです。これで「汚い」「ボケる」「文字が出る」を先に潰します。
短めの基本テンプレ(まずはここから)
low quality, worst quality, lowres, blurry, watermark, text
このセットは「低品質っぽさ」「ピンボケ」「文字混入」の3点をまとめて抑えます。ここから、症状が出た分だけ足すのが正解です。
手の破綻が出る人向けテンプレ
SeaArtで多いのが、手と指の崩れ。あなたも気になりますよね。まずは“手の基本3点”を足します。
手の破綻を足したテンプレ
low quality, worst quality, lowres, blurry, watermark, text, bad hands, extra fingers, missing fingers
テンプレを長くしすぎると、表情や服の質感まで削れたり、絵がのっぺりすることがあります。最初は短く、必要な時だけ足すのがコツです。
目的別の“足し算ガイド”
テンプレは、ここからが本番です。自分の症状に合わせて、追加する単語を選びます。私は「目的→追加語」を固定化して、迷う時間を減らします。
| 目的 | 追加する候補 | 補足 |
|---|---|---|
| 顔が崩れる | ugly face, deformed eyes | 顔だけなら、体の単語を足しすぎない |
| 体型が破綻 | bad anatomy, bad proportions | ポーズが硬くなるなら減らす |
| 人数が増える | multiple people, duplicate person | ポジ側で1girl/1personを強めるのも有効 |
| 背景がごちゃつく | cluttered background, random objects | 背景を単純化したい時に便利 |
| 色が変 | oversaturated, overexposed | 光源指定との兼ね合いがある |
注意:上の表はあくまで一般的な目安です。モデルやプロンプト内容によって効き方が変わるので、追加は1〜2語ずつで試してみてください。

私のおすすめは、テンプレを“自分用に最適化した短文”に育てることです。長いテンプレを毎回貼るより、あなたの目的に刺さる最短のセットがある方が、再現性が上がります。
手や指の崩れ対策ワード

SeaArtに限らず、画像生成は手や指が崩れやすいです。ここ、気になりますよね。対策は大きく2つで、ネガティブ側で破綻を抑えるか、embeddingでまとめて安定させるかです(embeddingは後述します)。まずはネガティブ側の基本から固めるのがラクです。
まず試したい定番ワード
- bad hands:手の破綻全般(最初の一手に最適)
- extra fingers:指が増える(6本以上が出る時)
- missing fingers:指が欠ける(4本以下になる時)
- mutated hands:形が変形する(溶ける、ねじれる)
- bad anatomy:人体バランスの破綻(手だけでなく体も変な時)
手だけ直したいなら、まずは bad hands と extra fingers、missing fingers の3点セットから始めるのが無難です。全身が崩れるなら bad anatomy を追加します。ここでのコツは、“症状を分けて当てる”ことです。指が増えているのに missing fingers を入れても、当然効きが弱いです。
実務のコツ:手の破綻が出た生成結果を見ながら、「増えたのか」「欠けたのか」「溶けたのか」を分けて単語を足すと、改善の方向性が読みやすくなります。
手が崩れる“原因”に合わせて対策を変える
手の崩れは、単にAIが苦手というだけじゃなく、プロンプトや構図にも原因が出ます。たとえば、手が画面端にある、手が小さすぎる、被写界深度が強すぎる、手が物で隠れている、などの状況だと崩れやすいです。そういう時は、ネガティブを足すだけじゃなくて、ポジ側で「hands visible」「front view」「upper body」みたいな構図寄せをする方が安定する場合もあります(もちろん、あなたの作りたい画風次第です)。
“手だけ”を直したいときの優先順位
私が手だけを狙って直すなら、優先順位はこうです。ここを守ると、過剰なネガティブになりにくいです。
- bad hands だけ入れて反応を見る
- 改善が弱ければ extra fingers / missing fingers を症状に合わせて追加
- 形状が溶けるなら mutated hands を追加
- 体も崩れるなら bad anatomy を追加
- それでもダメなら embedding を検討(次の章へ)
注意:ネガティブを強めすぎると、手が“描かれなくなる”方向に逃げることがあります。手が隠れる、ポーズが変わる、構図が寄る、などが起きたら、いったん単語数を減らして様子を見るのがおすすめです。

手は、最終的に「人による修正」や「アップスケール・人物修復」など別手段も絡む領域です。だからこそ、ネガティブは“最小で効かせる”のが勝ちパターンです。
textやwatermark除去
生成画像に文字や透かしが混入するのは、学習元の影響を拾ってしまう典型例です。ここ、地味にストレスですよね。まずは、混入のタイプに合わせてピンポイントで抑えます。私は「文字の種類」を分けて、必要な単語だけ入れます。
混入対策の基本セット
- text:文字全般
- watermark:透かし
- signature:署名
- username:ユーザー名
- logo:ロゴ
ここでのポイントは、欲しい要素まで消さないことです。たとえば「看板」や「ポスター」を描きたいのに text を強くかけすぎると、作品の意図ごと崩れる場合があります。その場合は、ポジティブ側で「文字なしの看板」などの指示に寄せる、あるいは構図を変える方が安定します。
“文字が出るモデル”もある
モデルの性質として、英語文字の描画が得意なものほど、意図しない文字を出すことがあります。特に「看板」「ロゴ」「サイン」「ポスター」などを連想しやすい背景を指定していると、勝手にそれっぽい文字を描いてしまうこともあります。そういう時は、ネガティブだけで殴り続けるより、背景の指示を具体化するのが近道です。
- 背景に看板・ポスター要素がある → 背景を具体化(例:plain wall、simple background)
- 透かしっぽい薄い文字が出る → watermark を優先
- 署名っぽい筆跡が出る → signature を追加
- 文字がガッツリ出る → text を追加(強くしすぎない)
注意:SeaArt Infinityなど一部の高性能モデルは、英語文字を描ける分、意図せず文字を出すこともあります。モデルの特性も踏まえて調整してください。正確な挙動は公式の案内をご確認ください。
“消す”より“出さない”に寄せる
混入対策は「消す」より「出さない」設計に寄せると安定します。つまり、ネガティブで text を入れるのはもちろん、ポジ側でも「no text」を書くより、そもそも文字が不要なシーンにする、背景を単純化する、被写体中心の構図にする、といった方向です。否定語は苦手になりやすいので、背景の情報設計が効きます。

それでも混入が止まらない時は、ネガティブを増やす前に「テンプレを一度短くする」「モデルを変えて試す」「同じシードで比較する」など、検証しやすい形にしてみてください。原因が見えると、無駄な単語が減って、結果がスッと整います。
embeddingとEasyNegative

ネガティブプロンプトが長くなってきたら、embeddingの出番です。ここ、気になりますよね。embeddingは、特定の「崩れやすさ」や「低品質っぽさ」をまとめて抑えるための補助データで、短いトークンで長い指示を呼び出すイメージです。
embeddingを使うメリット
私がembeddingを推す理由は3つあります。まず、ネガティブが短くなって管理がラク。次に、同じ“品質の下げ要因”をまとめて抑えられる。最後に、テンプレの使い回しがしやすくなる。要するに、運用が安定します。
- ネガティブを短くして、読み返せる状態にできる
- 手・顔・体の崩れなど、よくある破綻を一括で抑えやすい
- モデルを変えても“最低限の安定”を取りやすいことがある
代表例としては、EasyNegativeや、verybadimagenegative_v1.3、ng_deepnegative_v1_75t、badhandv4などが知られています。SeaArtの画面でも、embeddingを追加する導線が用意されていることがあります。
私の使い分け(目安)
- 全体の低品質感を抑えたい:EasyNegative系
- 手や指を安定させたい:ng_deepnegative_v1_75t / badhandv4系
- 顔や体の破綻を強めに抑えたい:verybadimagenegative_v1.3系
embeddingが“効きすぎる”ときの対処
ただし、embeddingも万能ではありません。モデルとの相性があり、強く効きすぎると「硬い絵」になったり、狙った質感が薄れることもあります。あなたも「急に無個性になった…」みたいな経験、あるかもしれません。そんな時は、次の順で調整すると戻しやすいです。
- embeddingを一度外して、元の状態を確認する
- embeddingを1つだけにする(複数併用をやめる)
- ネガティブ単語を短くして、どこが効いているか観察する
- 必要なら、embeddingを別の系統に差し替える
トリガーワード管理のコツ
LoRAやembeddingを複数使うと、トリガーワードの管理が重要になります。どれがどの効果を持っているか分からなくなると、調整ができなくなります。私は「使っているもの」「目的」「効きすぎた時の戻し先」をメモして運用しています。面倒に見えて、これが結局いちばん早いです。
必要なら、当サイトの解説も参考にしてください。
SeaArtのLoRA作り方と使い方完全版

embeddingは、“ネガティブの長文化で悩んでいる人”ほど効きます。短く、分かりやすく、再現性が出ます。だからこそ、最初は1つだけ。これを合言葉にしてみてください。
SeaArtのネガティブプロンプト総まとめ
最後に、SeaArtのネガティブプロンプトを失敗しないための要点をまとめます。結局のところ、勝ちパターンは「必要な時だけ記入する」運用です。ここまで読んだあなたなら、たぶんもう感覚が掴めてきてるはずです。
- まずは短い基本セットで品質と混入を抑える
- 問題が出た箇所だけ、症状別ワードを数語追加する
- 長文化してきたら、embeddingで短く整理する
- 重み付けは最小限、小さい数値から試す
私が推す“最小構成”の型
迷ったら、この型に戻すと復帰できます。ネガティブで迷子になるのは、だいたい「入れすぎ」が原因だからです。
復帰用の最小構成(例)
low quality, worst quality, lowres, watermark, text
ここから、必要な時だけ bad hands や extra fingers を足す
検証のやり方を“固定”すると上達が早い
SeaArtは試行回数が正義になりやすいんですが、適当に回すと上達しません。私がやるのは、同じ条件で1つだけ変える検証です。たとえば「ネガティブを1語だけ追加して比較」「同じシードで比較」「モデルだけ変えて比較」。こうすると“どの変更が効いたか”が見えるので、あなたの勝ちテンプレが短期間で育ちます。
そしてもう一点、運用上かなり大事なのが「公式情報の確認」です。SeaArtはUIやモデル、仕様が更新されることがあるため、最新の入力欄や挙動は変わり得ます。正確な情報は公式サイトをご確認ください。また、用途や公開範囲、コンテンツの扱いに不安がある場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。
もし「設定は合っているのにうまく出ない」「プロンプトが弾かれる」「見れない・制限っぽい挙動がある」といった悩みがあるなら、原因の切り分けが近道です。関連するケースは、こちらで詳しく整理しています。


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