Geminiの履歴が消えた時の確認先と直し方を完全まとめガイド
Geminiの履歴が消えたように見えると、かなり焦りますよね。特にチャット履歴がサイドバーで空白になったり、Web版では検索しても出ないのにアプリだと見つかったりすると、復元できないのではと不安になります。
ただ、この手のトラブルはデータそのものが消えたのではなく、同期や表示の問題でチャット履歴が見えなくなっているケースもあります。マイアクティビティやGeminiアプリアクティビティに残っていれば、状況を切り分けながら対処できます。
この記事では、サイドバーの不具合、タイトル空白、Web版とアプリの差、キャッシュやCookie、シークレットモード、再ログイン、GoogleTakeoutでのエクスポート、フィードバックまで、あなたが今すぐやるべき順番で整理します。
- 本当に消えたのか、表示不具合なのかの見分け方
- マイアクティビティで履歴を確認する具体的手順
- Web版とアプリ別に効きやすい復旧アクション
- 再発しても困らないバックアップの作り方
Geminiの履歴が消えた症状と原因

まずは「何が起きているか」を言語化すると、対処が一気にラクになります。ここでは代表的な症状を整理し、原因候補を切り分けます。焦って削除や初期化に走る前に、順番に確認していきましょう。
結論から言うと、Gemini履歴が消えたように見えるときは「データが消えた」のではなく「見え方だけ壊れている」ケースがわりと多いです。ここ、気になりますよね。だからこそ、まずは落ち着いて“確認の順番”を固定しちゃうのが正解です。
サイドバーのチャット履歴空白
いちばん多いのが、左側サイドバーのチャット履歴がごっそり空白になるパターンです。昨日まで見えていた会話が突然消え、作成したものやGemだけが残って見える、という見え方もあります。こうなると「全部消えた」と感じやすいのですが、まず疑うべきはデータ消失ではなく表示・同期の不具合です。
サイドバーって、じつは「会話の中身を保存している箱」じゃなくて、「会話一覧を呼び出して並べる画面」なんですよ。なので、呼び出しに失敗すると、データが残っていても“空っぽに見える”ことがあります。特に最近のWebアプリは、サーバー側の状態・アカウントの同期・ブラウザのキャッシュ・拡張機能などが同時に絡むので、どれかひとつがコケるだけで表示だけが崩れます。
よくある見え方のパターン
あなたの画面で起きがちな見え方は、だいたい次のどれかに当てはまります。
- サイドバーが真っ白で、履歴の枠だけが空っぽ
- 作成したもの(画像や生成物)は見えるのに、会話一覧だけが消えている
- 検索しても過去の会話が引っかからない(Web版)
- 新規チャットは作れるのに、昔の分だけ出ない
この場合、まずは「焦って削除」だけは避けたほうがいいです。表示が壊れているだけなのに、こちらが履歴やアクティビティを削除すると、取り返しがつかなくなる可能性があります。
原因候補は“自分側”と“Google側”の2本立て
原因は大きく分けて2つです。ひとつはブラウザや端末など“自分側の表示環境”の問題。もうひとつは、サーバーや同期の障害など“Google側の状態”です。ここを混ぜて考えると、手当たり次第に操作して余計に沼ります。
- 別ブラウザ(Chrome→Edgeなど)でも同じ症状か確認する
- シークレットモードでログインして同じ症状か見る
- スマホアプリ側で検索すると会話が出るか試す
ここがポイント
サイドバーは「会話データ本体」ではなく、「会話一覧を引っ張ってくる表示パネル」です。表示側が壊れると、データが残っていても空白に見えます。だから、最初にやるのは“表示を直す”ではなく“データが残っているか確かめる”です。

最後に、念のため。もしあなたが複数のGoogleアカウントを使い分けているなら、ログイン中のアカウント違いで「履歴がない」ように見えることもあります。仕事用と個人用が混ざっていると、ここで詰まりやすいです。次の見出し以降で、復旧の手順をちゃんと順番に整理しますね。
タイトル空白の新規チャット

「試しに新規チャットをしたら、サイドバーに名前が空白のまま出現した」という挙動も、かなり典型的です。これは会話が作成される一方で、タイトル(会話名)や一覧のメタ情報を生成・同期する部分がうまく動いていない可能性が高いです。
ここ、地味に不気味ですよね。普通は新規チャットを作れば、サイドバーにそれっぽいタイトルが付いて並びます。でもタイトルが空白ということは、「会話の中身は作れたけど、一覧表示のための情報(ラベル・タイトル・更新日時など)の反映が壊れている」状態かもしれません。
なぜ“空白タイトル”が起きるのか
ざっくり言うと、会話は作成できても、一覧に載せるための情報は別系統で処理されることが多いからです。Webアプリだと、UI側が会話の先頭文を要約してタイトルにしたり、会話のスレッドIDをキーに一覧を引いてきたりします。どこかのタイミングで同期が遅延したり、UIが古いキャッシュを掴んだり、障害で一覧APIがこけたりすると、タイトルが空白になったり、並び順が崩れたりします。
この状態で“やってはいけないこと”
この状態では、過去チャットが一括で戻るボタンは基本的に期待しないほうが安全です。無理に「復活させよう」と操作を重ねるほど、ブラウザ側のキャッシュや拡張機能が絡んで症状が複雑化することがあります。
注意
空白タイトルが増えるだけで状況が改善しないなら、作業再開は別導線(アクティビティ確認やエクスポート)に切り替えるほうが確実です。特に、焦って履歴削除やアカウント初期化に近い操作をするのは避けたほうがいいですよ。
現実的な“回避策”の考え方
空白タイトルのときは、「一覧を直す」より先に「必要な会話を救う」ほうが結果的に早いです。たとえば、アプリ側の検索で該当スレッドを開けるなら、そこから中身をコピーして別保存してしまう。あるいは、マイアクティビティでプロンプト履歴を確認して、重要な指示文だけでも回収する。こういう“避難”が、障害時の正攻法です。
私のおすすめ
空白タイトルは「直せるまで待つ」より「作業を止めない」ことを優先するとラクです。必要なチャットだけ救出して、続きは新規チャットで再開する。これが一番ストレス少ないです。

もちろん、原因があなたの環境(拡張機能やキャッシュ)だった場合は後で直ることもあります。ただ、障害かどうかが確定するまでは、“データ避難→表示の復旧”の順番が安全だと思います。
Web版とアプリの表示差
Web版ではチャット履歴が見えないのに、アプリの検索では過去の会話が出てくる、という差が出ることがあります。これは、同じアカウントでも表示に使っているキャッシュや同期タイミングがWebとアプリで異なるためです。
これ、かなりあるあるです。あなたからすると「同じアカウントなのに、なんで表示が違うの?」ってなりますよね。けど実際は、Web版はブラウザのキャッシュやCookie、拡張機能、通信の影響を受けやすいです。一方アプリは、アプリ内のキャッシュや別の表示コンポーネントで検索・復元していることがあり、結果として「アプリのほうが見つかる」現象が起きます。
まずはアプリで“救出”できるか試す
アプリ側で検索できるなら、会話データの一部は参照できている可能性が高いです。ここで大事なのは、見つかったスレッドを開いて、必要な部分だけでも手元に避難させること。仕事のプロンプトや手順メモって、消えると本当に痛いので。
- 検索窓で、会話に含まれていそうな固有ワードを入れる(案件名・作品名・コードの関数名など)
- 見つかったスレッドを開く
- 重要なプロンプトや回答をコピーして、Googleドキュメントやメモアプリに退避する
Web版が弱いときに疑うもの
Web版だけダメなとき、私が最初に疑うのはこのあたりです。
- ブラウザ拡張機能(広告ブロック、トラッキング防止、スクリプト制限系)
- Cookieやサイトデータの不整合(ログインはできるのに一覧だけ壊れる系)
- 複数アカウントの混在(別アカウントで開いている)
- ネットワーク(会社VPNやフィルタリングで一部APIが落ちている)
とくに拡張機能は盲点です。表示を軽くする系の拡張が、サイドバーの読み込みを止めてしまうことがあります。シークレットモードで正常なら、ほぼ拡張機能が原因寄りです。
検索で出ない=消えた、ではない
逆に、Web版の検索で出ないからといって「完全に消えた」と即断しないでください。検索は“一覧が取れている前提”で動くことが多いので、一覧取得が壊れていたら検索も壊れます。まずはアプリで開けるか、次の「マイアクティビティ」で裏取りします。
小ワザ
検索ワードが思い出せないときは、「会話の目的」を短い単語にして入れると見つかりやすいです。たとえば「議事録」「要約」「Python」「翻訳」みたいな、会話の中に出てきそうな単語を試す感じです。

この段階で「アプリでは見える」「マイアクティビティにも残っている」なら、あなたのデータはたぶん大丈夫です。あとは“表示を直す”作業に寄せていけばOKです。
マイアクティビティで確認

ここが最重要です。サイドバーが壊れていても、Googleアカウント側のログに残っていれば「消滅」ではなく「見えていない」可能性が高くなります。
あなたがすでに確認している通り、保存がオンで自動削除が「なし」なら、少なくとも設定上は“残る方向”です。ここ、気になりますよね。だからこそ、マイアクティビティで「何が残っているか」を一回ちゃんと見ておくと、安心感が一気に上がります。
マイアクティビティで見えるもの・見えないもの
マイアクティビティは、ざっくり言うと「いつ、何を入力したか(プロンプト)」の記録として強いです。いっぽうで、表示のされ方や保存範囲は状況や設定で変わるので、ここは断定しすぎないほうが安全です。
- 日時ごとの操作履歴(Geminiにアクセスしたタイミングなど)
- 入力した指示文やキーワードの痕跡
- アカウントが正しいか(別アカで見ていないか)
注意
表示内容や保存範囲は、アカウント種別(個人/Workspace)や設定、システム側の仕様変更で変わることがあります。最終的には公式の案内をご確認ください。
確認手順(迷わない版)
「どこを見ればいいの?」となりやすいので、迷わない順番を置いておきます。
- ログイン中のGoogleアカウントが正しいか確認する(個人/仕事の切替に注意)
- マイアクティビティでGemini関連の記録が残っているか確認する
- 直近だけでなく、数日前・数週間前までスクロールして見てみる
- 必要なら期間で絞り込み、該当日に操作履歴があるか見る
設定の落とし穴(自動削除と同期ズレ)
あなたは「自動削除オプションなし」とのことなので可能性は低いですが、一般論としては「自動削除がオンになっていて古い分が消えている」「端末によって同期タイミングがズレていて、一時的に見え方が違う」もあります。こういう場合、いくら表示を直しても“元の一覧”には戻りません。だからこそ、設定画面側で「保存オン」「自動削除なし」「アカウント一致」を先に確定させるのが大事です。
症状からの切り分け早見表
| 症状 | 意味の可能性 | 優先チェック |
|---|---|---|
| サイドバーが空白 | 表示・同期の不具合 | マイアクティビティ |
| 新規だけ空白タイトルで出る | 一覧メタ情報が不安定 | 拡張機能・キャッシュ |
| アプリ検索は出るがWeb検索は出ない | 経路差・キャッシュ差 | 再ログイン・強制リロード |
| マイアクティビティにも見当たらない | 別アカウント/削除/設定 | アカウント切替・保存設定 |

なお、業務用のGoogle Workspaceアカウントを使っている場合は、組織ポリシーで履歴やアクティビティが制限されることがあります。その場合、あなた側の操作で解決できないこともあるので、管理者や担当部署に相談してください。最終的な判断は専門家(社内IT・管理者)にご相談ください。
既知不具合で復旧中
2026年2月19日前後から、Geminiのチャット履歴がサイドバーから消える・空白になるといった報告が増えています。実際に、Google側のステータス情報でも「サイドバーが空になる」「既存の会話一覧や検索が空応答になる」などの症状が整理されており、新規会話は作れる一方で過去分が見えないケースが示されています。
(出典:Google Workspace Status Dashboard「Geminiの会話履歴が表示されない障害」)
“待てば戻る”が起きる理由
このタイプの障害は、こちらが完璧に設定を見直しても「待つことで復旧する」ことがあります。理由はシンプルで、表示側が障害から復旧し、一覧が再同期されたタイミングで急に戻ることがあるからです。なので「やれることは全部やったのに直らない…」となっても、あなたが悪いわけじゃないケースが普通にあります。
復旧待ち中にやるべきこと(作業を止めない)
一方で、復旧タイミングは環境やロールアウト次第なので、今すぐ必要なデータは退避するという考え方が安全です。ここは本当に大事で、障害が数時間で直る日もあれば、数日かかることもあり得ます。だから「待つ」だけだと、仕事や制作が止まっちゃうんですよね。
- マイアクティビティで必要なプロンプトを拾って、別メモに退避
- アプリ検索で見つかるスレッドだけでも開いて、重要部分をコピー
- GoogleTakeoutでエクスポート申請(後述)
- フィードバック送信(後述)で状況を共有
注意
障害が疑わしいときほど、履歴削除やアクティビティ削除は避けてください。「表示がおかしいだけ」なのか「本当に消えている」のかが確定するまでは、“消す操作”は最後に回すのが安全です。
運用の考え方
「サイドバーが資産の保管場所」だと不安定です。重要な会話は、後述するGoogleTakeoutや別媒体への保存で、いつでも取り出せる形にしておくのが強いです。障害はゼロにできないので、“消えても困らない運用”に寄せるのが結局ラクです。

ここまでで「原因の切り分け」はOKです。次の章から、実際に手を動かして復旧を狙う手順に入ります。
Geminiの履歴が消えた時の対処

ここからは、実際に手を動かすパートです。ポイントは「効く確率が高い順に、戻せる可能性を潰さない順で」進めること。特に削除系の操作は最後まで温存し、まずは表示と同期のリセットを優先します。
やることが多く見えますが、流れはシンプルです。まずは軽い操作(強制リロード・再ログイン)→次に環境リセット(キャッシュ・Cookie)→切り分け(シークレット)→保険(エクスポート)→最後にフィードバック、の順で進めると迷いません。
強制リロードと再ログイン
最初にやるべきは、表示の再取得です。ブラウザが古い状態を掴んだままだと、いくら待ってもサイドバーだけ更新されないことがあります。ここ、地味にハマるんですよ。ページを“普通に更新”しても直らないのに、強制リロードだと戻る、みたいな。
おすすめの順番(上から試す)
- ページの強制リロード(スーパーリロード)を試す
- Geminiからログアウトし、同じGoogleアカウントで再ログインする
- ブラウザを完全終了して再起動する
- 可能なら別ブラウザでも同じGoogleアカウントで確認する
強制リロードの“効きどころ”
強制リロードは、ざっくり言うと「キャッシュをあまり信用せず、取りに行けるものは取り直す」挙動になりやすいです。サイドバーが空白のときは、UIの一部だけ古いファイルを掴んでいることがあるので、ここで改善することがあります。
再ログインは“アカウント違い”の除外にもなる
再ログインは、単なるおまじないじゃなくて、アカウント違いの除外にもなります。複数アカウントを使っていると、Google側のログインセッションが混線して「別アカで入ってた」みたいなことが普通に起きます。だから、いったんログアウト→正しいアカウントでログインは、切り分けとして価値が高いです。
主要ブラウザの強制リロード目安
| 環境 | 強制リロードの目安 | 補足 |
|---|---|---|
| Chrome(Windows) | Ctrl + F5 / Ctrl + Shift + R | 効かない場合は拡張機能も疑う |
| Chrome(Mac) | Command + Shift + R | サイトデータ削除とセットが安定 |
| Edge(Windows) | Ctrl + F5 | Cookieの不整合が残る場合あり |
また、削除や反映に関してはバックエンド同期に時間がかかることがあり、待っているうちに自然復旧するケースもあります(どれくらい待てば確実、とは言いにくいです)。だからこそ、次のステップとして“環境リセット”に進みつつ、必要データの退避も並行するのが現実的です。

「今すぐ必要な会話がある」場合は、待つだけに寄せず、後述のアクティビティ確認とエクスポートを並行してください。ここ、後回しにすると結局つらいです。
キャッシュとCookie削除

強制リロードと再ログインで改善しないなら、次はキャッシュとCookieの整理です。サイドバー表示はCookieやキャッシュの影響を受けやすく、古いセッションが残っていると一覧だけ壊れ続けることがあります。ここ、気になりますよね。「キャッシュ削除で何が変わるの?」って。
キャッシュとCookieの役割(ざっくり)
キャッシュは、ページ表示を速くするための“一時保存ファイル”です。Cookieは、ログイン状態や設定を保持する“小さな鍵”みたいなものです。どちらかが古い状態のままだと、ログインは通るのに一部のAPIだけ認証や同期に失敗して、結果としてサイドバーが空白、みたいなことが起きます。
注意
Cookie削除をすると、多くのサイトでログインが外れます。仕事用アカウントや多要素認証を使っている場合は、再ログイン手段を確認してから実施してください。操作に不安があれば、無理せず公式手順を確認し、必要なら管理者に相談してください。最終的な判断は専門家(社内IT・管理者)にご相談ください。
削除のコツ:いきなり“全部消し”しない
個人的には、いきなり全サイトのCookieを全部消すより、まずはGeminiに関係するサイトデータの削除から試すのがおすすめです。ブラウザによって画面は違いますが、「サイトの設定」や「サイトデータ」から gemini.google.com や google.com まわりのデータを削除できることが多いです。これだと、他のサービスのログインが全部吹っ飛ぶ事故を減らせます。
実行後に必ずやること
手順としては、Chromeなら「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「閲覧履歴データの削除」から実行します。削除後はブラウザ再起動→再ログインまでセットで行うのがコツです。削除したのに再起動しないと、古いセッションが残って効果が薄いことがあります。
よくある落とし穴
「キャッシュは消したけどCookieは残した」「Cookieは消したけどブラウザを再起動してない」みたいな中途半端だと、症状が変わらないことがあります。面倒でも“セット”でやるのが結局早いです。

環境リセットの考え方をもう少し深掘りしたい場合は、当サイトのGeminiの不具合を設定で改善する考え方も参考になります。
シークレットモードで切分け
シークレットモード(プライベートウィンドウ)は、切り分けに強いです。理由はシンプルで、拡張機能やキャッシュの影響を受けにくい状態で同じ現象が起きるか確認できるからです。ここ、めちゃくちゃ便利なのに、意外とやらない人が多いです。
切り分けの見方(この結果が大事)
- 通常モードでは空白、シークレットでは表示される → 拡張機能やキャッシュが原因寄り
- どちらも空白 → 同期・サーバー側要因の可能性が高い
シークレットでもダメなときの解釈
シークレットでも空白なら、「ブラウザ環境」というより「アカウントの同期」「Google側の障害」「ネットワーク(会社のフィルタ)」「Workspaceのポリシー」あたりの可能性が上がります。この場合、こちらがキャッシュを何回消しても直らないことがあります。そういうときは、次のGoogleTakeoutでの退避や、復旧待ちに寄せたほうが消耗が少ないです。
シークレットで直るなら、拡張機能がほぼ黒
特に、広告ブロッカーやセキュリティ系の拡張機能がサイドバーの読み込みを止めてしまう例はわりとあります。シークレットで見えるなら、普段使っているブラウザで拡張機能を一時停止して、どれが原因か当たりをつけるのが早いです。
- 広告ブロック(要素を消す系)
- トラッキング防止(Cookieや通信を制限する系)
- スクリプト制限(表示に必要な読み込みを止める系)
注意
拡張機能を止めると、別サイトの挙動が変わることがあります。仕事環境やセキュリティポリシーがある場合は、勝手に設定を変えず、管理者のルールに従ってください。最終的な判断は専門家(社内IT・管理者)にご相談ください。
私のおすすめフロー
シークレットで正常 → 拡張機能を一括オフ → ひとつずつオンに戻して原因を特定、が一番スッキリします。原因が分かると、次に同じことが起きても数分で直せますよ。

ここまでで“自分側で直せるパターン”はかなり潰せています。次は、障害でも困らないように“データを手元に確保する”方法です。
GoogleTakeoutでエクスポート

「表示が戻るまで待つ」だけだと、仕事や制作が止まってしまいます。だから私は、重要度が高いほどGoogleTakeoutでエクスポートして退避します。ここ、安心感がぜんぜん違います。
エクスポートの狙いは“復旧”じゃなく“保険”
エクスポートの狙い
サイドバー復旧の成否とは別に、会話内容やプロンプトを手元に確保して作業を再開できる状態にすることです。つまり「直らなくても困らない」を作る感じですね。
申請の流れ(迷いやすいところだけ)
GoogleTakeout(データエクスポート)は、最初に「全部選択」になっていてビビりがちですが、やることはシンプルです。基本は「いったん全部チェックを外す」→「マイアクティビティ系だけを選ぶ」→「Gemini関連だけに絞る」という流れで進めます。画面の文言は時期で変わることがありますが、考え方は同じです。
- 対象データの選択画面で、まず全チェックを外す
- アクティビティ(マイアクティビティ)に関する項目だけ選ぶ
- 含めるデータの詳細でGemini関連を選ぶ(Geminiアプリなど)
- エクスポート形式と受け取り方法を選び、申請する
“何が取れるか”は過度に期待しすぎない
エクスポートは万能ではありません。会話全文がそのまま綺麗に出るケースもあれば、操作履歴やプロンプト中心になることもあります。なので、期待値は「重要な情報を取り戻す可能性を最大化する」くらいがちょうどいいです。それでも、ゼロから思い出して書き直すよりは圧倒的にラクです。
注意
エクスポートされたデータには、個人情報や業務情報が含まれる可能性があります。保存先(PC、クラウド)や共有には十分注意してください。社内ルールがある場合は必ずそれに従い、判断に迷うときは専門家(社内IT・管理者)にご相談ください。
運用メモ
エクスポートは処理に時間がかかることがあります。作業が詰まっているほど、早めに申請しておくほうが安心です(所要時間は状況により変わります)。「直ってからやろう」だと、直るまで何もできない期間ができちゃうんですよね。

エクスポートや復元の全体像をもう少し体系的に把握したい場合は、当サイトのGeminiのチャットが消えた原因と復元手順まとめもあわせてどうぞ。
フィードバック送信と復旧待ち
表示不具合や同期障害が疑わしいときは、フィードバックも有効です。返信が必ず来るわけではありませんが、再現性の高い情報が集まるほど修正が進みやすくなります。ここ、地味だけど効きます。
フィードバックで“価値が高い情報”
感情のまま「直してください!」って送るより、状況がわかる材料を添えて送ると、調査側が動きやすいです。あなたも忙しいと思うので、テンプレ感覚でOKです。
- 発生日時(だいたいでOK)
- 端末(PC/スマホ)、OS、ブラウザ名
- Web版とアプリのどちらで起きるか
- マイアクティビティには残っているか
- 可能ならスクリーンショット(個人情報は隠す)
復旧待ちでやりがちな“罠”
復旧を待つ間に「やってしまいがち」なのが、過去チャットを片っ端から開いて復活させようとする行為です。作業としては現実的ではないので、必要なチャットだけを退避して作業を続けるのが、結果的に一番ストレスが減ります。
もうひとつの罠が、「昨日のチャットを削除してみる」みたいな検証です。気持ちは分かるんですが、表示不具合のときに削除で状況が改善する可能性は高くないですし、むしろ必要データを減らす方向に進みます。だから削除は“最後の最後”にして、まずは確認・退避・切り分けを優先するほうが安全です。
Workspace利用者は“管理者ルール”を必ず見る
もしあなたがGoogle Workspace(組織アカウント)で使っているなら、履歴・保存・アクセスのルールが管理者側で制御されている場合があります。このとき、ユーザー側でできることには限界があります。焦って自分だけで抱えず、管理者やIT担当に状況を共有したほうが早いです。
注意
サポートや管理者対応が絡む場合、手順や権限が環境ごとに違います。公式の案内を確認しつつ、最終的な判断は専門家(社内IT・管理者)にご相談ください。

もし「履歴を消したい・消せない」など別軸の悩みが絡んでいるなら、当サイトのGeminiのチャット履歴が削除できない原因と対処法まとめも参考になります。
Geminiの履歴が消えた時のまとめ

Geminiの履歴が消えたと感じたとき、まず大事なのは「消滅」と「表示不具合」を切り分けることです。サイドバーが空白でも、マイアクティビティに記録が残っていれば、取り戻せる可能性はまだ十分あります。ここ、安心していいところです。
最短で迷わない“結論チェックリスト”
- 最優先:マイアクティビティで記録が残っているか確認する
- 次:強制リロード→再ログイン→キャッシュ整理で表示をリセットする
- 切り分け:シークレットモードで拡張機能やキャッシュの影響を確認する
- 急ぎ:GoogleTakeoutで退避して作業を止めない
- 不安:Workspace利用なら管理者に相談する
最後のひとこと(安全運用のすすめ)
Geminiは便利ですが、Webサービスなので表示や同期が不安定になる日がゼロではありません。だからこそ、重要なプロンプトや成果物は「いつでも取り出せる場所」に避難させる癖が、長期的にはあなたを助けます。
なお、Geminiの仕様や障害状況は更新されやすいです。正確な情報は公式サイト・公式コミュニティの案内をご確認ください。操作に不安がある場合や業務影響が大きい場合は、最終的な判断は専門家(社内IT・管理者)にご相談ください。

