AI小説を書かせる生成のコツ|短編から長編まで失敗回避術
AI小説を書かせる生成を試したいけれど、無料で使えるサイトやツール、アプリが多すぎて迷いますよね。おすすめを探しても、プロンプトの作り方や使い方が分からず、短編はできても長編が続かない、あらすじやプロットが崩れる、推敲や校正のやり方が不安……と、つまずきポイントが多いのも事実です。
この記事では、AI小説の自動生成を「気持ちよく進めるための道筋」を、あなたの目的に合わせて整理します。無料で始める選び方から、短編・長編の作り分け、二次創作で原作情報を補足するコツ、そして著作権や商用利用で事故らない確認ポイントまで。必要なところだけ押さえれば大丈夫ですよ。
- 無料で使えるAI小説サイトの選び方
- ChatGPTで短編を安定して生成するコツ
- 長編を続けるためのプロットと分割手順
- 著作権と商用利用でつまずかない確認ポイント
AI小説を書かせる|生成に向くAI

ここでは、AI小説を書かせる生成に使いやすいサービスを「目的別」に整理します。結論から言うと、万能型(相談・生成・推敲)と、執筆特化型(長文を回す)を併用すると失敗が減ります。逆に、ひとつに全部やらせようとすると、出力がブレたり、設定が薄まったりして「なんか違う…」になりがちです。ここ、気になりますよね。
無料で使えるAI小説サイト
無料で使えるAI小説サイトを選ぶとき、私はまず「何を任せたいか」をはっきりさせます。本文の自動生成なのか、プロットの骨組みなのか、あらすじの評価なのか、推敲・校正なのか。ここが曖昧だと、サービス選びがブレて時間だけ溶けるんですよね。
そして大事なのが、無料でできる範囲を“期待しすぎない”ことです。無料枠は便利な反面、出力回数や長文の扱いに制限があることが多いので、私は短編で相性チェック→気に入ったら長編運用という順番にしています。いきなり長編から入ると、途中で「枠が足りない」「修正が追いつかない」「設定が迷子」になって、がっかりしやすいです。
- 日本語の自然さ(会話のテンポ、情景描写の違和感)
- 長文運用のしやすさ(分割・再投入・設定の保持)
- 用途の広さ(生成だけでなく、評価・推敲・要約もできるか)
- 利用規約の確認しやすさ(商用利用・公開可否)
もう少し現実的な話をすると、無料枠で上手く回すコツは役割分担です。たとえば「本文は万能型」「長編の続きは執筆特化型」「評価は別AI」みたいに分けると、無料でもかなり戦えます。
| サービス | 向いている用途 | 強み | 注意点 |
|---|---|---|---|
| ChatGPT | 短編生成/推敲/アイデア出し | 会話で詰めやすい、汎用性が高い | 無料枠は回数制限があるため長編は分割前提(最新は公式案内を確認) |
| Gemini | あらすじ評価/専門知識の確認 | レビュー役として使いやすい | 作品固有の細部は前提情報の提示が必要 |
| AIのべりすと | 長編の継続生成/遊び書き | 「続きを回す」運用が得意 | 出力が既存表現に寄る可能性があるので公開前チェックは必須 |
| Canva(Magic Write) | 文章の下書き/要約/構成整理 | ドキュメントと一体で整理しやすい | 無料の利用回数は上限があるため計画的に使う |
| AI BunCho | プロット/タイトル/共同生成 | 物語機能がまとまっている | 出力文字数や操作感は相性が出る |
ここまで見て「結局どれがいいの?」となると思うんですが、私はまず短編を1本最後まで出すところから始めるのがいちばんラクだと思います。短編を回せるようになると、長編に必要な「分割」「要約」「設定固定」も自然に身につきます。
- まず短編:導入→中盤→終盤の3分割で完走する
- 次に中編:5〜8シーンのプロットを作り、1シーンずつ生成する
- 最後に長編:章立て+各章の要約メモで設定を保持する

小説関連の内部記事もまとめているので、時間があるときに一覧から選ぶのもおすすめです。
ChatGPTで短編生成のコツ

ChatGPTで短編を安定して作るコツは、「一回で完成させようとしない」ことです。私も最初は“一発で名作”を狙って失敗してました。短編は短い分だけ、ズレが目立つんですよね。
だから私は、最初の1通でルールを固定して、2〜3往復で整えます。さらに言うと、短編の成功率を上げるには、AIに「作家」をやらせるより編集者をやらせた方が安定します。編集者って、制約の中で形にするのが得意なので。
短編が崩れない“最初の指示”テンプレ
あなたは小説編集者です。日本語で短編(1200〜1800字)を書いてください。
条件:
・ジャンル:〇〇
・視点:一人称(主人公)
・時制:過去形
・必須要素:舞台/目的/障害/転換/結末
・トーン:静か、余韻重視
・禁止:固有名詞の無断引用、既存作品の文章の再現
まず、400字で「導入」だけを書き、続きは私がOKを出してから進めてください。ポイントは「最初から全部出させない」ことです。導入→中盤→終盤を区切ると、AIが勝手に急展開しにくくなり、あなたも修正ポイントを見つけやすいです。ここ、地味だけどめちゃくちゃ効きます。
短編が安定する“追加ルール”
テンプレに加えて、私は状況に応じて次のルールを足します。全部入れる必要はなくて、困った症状に合わせて足すイメージです。
- 説明が多い:地の文で設定説明をしない。説明は会話の行間でにじませる
- 会話が固い:一文を短く。相づち(うん、え、まじで)を少量入れる
- 情景が弱い:五感(音・匂い・手触り)を各段落に1つだけ入れる
- オチが弱い:最後の2文は「余韻→意味づけ」ではなく「意味づけ→余韻」にする
無料版のメッセージ制限は時期で変わることがあります。だから、数値を断定せずに言うなら「短編は分割運用が安全」です。正確な情報は公式サイトをご確認ください。

さらに踏み込んだプロンプト設計や著作権面の整理は、サイト内で別記事にまとめています。
Geminiであらすじを評価する
Geminiは「書くAI」というより、私は評価役として使うことが多いです。特に長編のあらすじって、自分だけで読んでいると矛盾や説明過多に気づきにくいんですよね。あなたも「これ面白いはずなのに、なんか弱い…」って感覚、ありません? そこを客観視するのにちょうどいいです。
私がGeminiに期待しているのは、正解じゃなくて違和感の発見です。AIの指摘が100%正しいわけじゃないんですが、違和感の候補を出してくれるだけで、修正の方向性が一気に見えます。
私がよく投げる評価依頼
- このあらすじの弱点を3つ指摘し、改善案も出して
- 主人公の目的が弱いなら、目的の候補を5つ提案して
- 途中でダレる可能性がある箇所を特定して、転換案を出して
ここで重要なのが、前提情報を短く添えることです。二次創作でも一次創作でも、作品固有のルール(世界観・能力・関係性)をAIが勝手に補完し始めると、評価もズレます。だから私は、評価依頼の前に「この作品の前提」を箇条書きで置きます。
評価の精度が上がる“前提の置き方”
長文の設定資料を丸投げすると、逆に評価が雑になります。私は次の形に圧縮します。
- 舞台:いつ/どこ/社会のルール
- 主人公:目的/弱点/失うと痛いもの
- 相手役:主人公と対立する理由
- 禁止:この世界で起きないこと(例:魔法はない)
- 今回の話のゴール:読後感(爽快/切ない/不穏)

医療・法務・投資など、現実の知識が絡むテーマは特に注意です。AIがもっともらしく言い切って外すことがあるので、重要な情報は一次情報で確認し、最終的な判断は専門家にご相談ください。ここは慎重でいいと思います。
AIのべりすとで長編を書く

長編を回すなら、AIのべりすとは相性が良いです。私は「自分がエディタで書く」感覚に近い運用をします。つまり、書き出しを数行だけ書く→続きを生成→採用する→自分で整えるを繰り返す感じです。だらだら書いて詰まったら続きをガチャ、みたいな使い方がやりやすいんですよね。
ただ、長編は短編よりも「設定の保持」が難しいです。だから私は、AIのべりすとを使うときほどメモ運用を重視します。ここをサボると、途中で口調が変わったり、過去の出来事がなかったことになったりして、地味にストレスがたまります。
- 章ごとに「要約メモ」を作り、設定のズレを防ぐ
- 重要キャラは口調・価値観・禁句を固定してから回す
- 公開前に固有名詞やフレーズを検索して類似チェックする
長編が崩れる“ありがちパターン”
長編が崩れる原因って、実は「AIの性能」より入力の設計にあることが多いです。私は次のパターンを避けるようにしています。
- プロットが曖昧:とりあえず書かせると、盛り上げるために都合のいい偶然が増える
- キャラの核がない:口調だけ真似ても、行動原理がブレて別人になる
- 参照が長すぎる:過去ログや設定を貼りすぎると、拾うべき要点が薄まる

AIは学習データ由来の表現が混ざる可能性があるので、公開するならチェック工程は必須です。商用利用や公開可否は規約が前提になります。必ず利用規約を読み、正確な情報は公式サイトをご確認ください。
- 各章末に「この章で確定した事実」を3〜5行で書く
- 関係性が動いたら「相関メモ」を更新する
- 伏線は「回収予定章」をメモして迷子防止
二次創作は原作情報を補足
二次創作でAI小説を書かせる生成をする場合、私は「AIに原作を思い出させる」発想で進めます。新しめ・マイナー作品ほど学習量が少ない可能性があるので、作品の前提を短く渡すのがコツです。ここ、二次創作だと特に気になりますよね。
ただし、二次創作はルールが作品ごとに違うので、私は「書く技術」より先に「公開していいか」を確認します。ガイドラインがある作品はそれに従う。投稿サイトの規約があるならそれも守る。これが基本です。
- 原作の文章をそのまま貼らず、自分の言葉で要約して渡す
- キャラの口調・価値観・関係性を箇条書きで固定する
- 原作の「この回の直後」など時系列を指定する
- 二次創作の公開ルール(ガイドラインや投稿サイト規約)を確認する
二次創作で“原作っぽさ”を出すコツ
原作っぽさって、実はセリフの言い回しだけじゃなくて、価値観の優先順位で決まることが多いです。だから私は、キャラごとに「絶対に選ばない選択」を1つ決めます。たとえば「このキャラは弱者を見捨てない」「このキャラは権威に屈しない」みたいなやつです。これがあるだけで、行動がブレにくくなります。
- 主人公:優先順位=仲間>目的>名誉/禁句=謝るな
- 相手役:優先順位=秩序>正義>感情/禁句=感情論
- 二人の関係:協力したいが信頼できない、が基本姿勢

二次創作は作品ごと・プラットフォームごとにルールが異なります。AI生成の扱い(明記の要否など)も変わりやすいので、投稿先の規約を必ず確認してください。
AI小説を書かせる|生成の手順

ここからは、AI小説を書かせる生成を「再現性のある手順」に落とし込みます。プロンプトでキャラを固定し、プロットを分割し、最後に推敲・校正で仕上げる。私はこの順番で回しています。慣れるほど“作業の型”になって、迷いが減りますよ。
プロンプト例とキャラ設定
プロンプトは長くすれば良いわけではありません。私が効くと感じるのは、目的・制約・出力形式の3点セットです。特にキャラ設定は、先に固定しておくほどブレません。
キャラがブレると、どれだけ文章が上手くても「読者が求めるキャラ」から離れます。二次創作ならなおさらですし、一次創作でも「最初に決めた魅力」が消えていきがちです。だから私は、キャラ設定をテンプレ化して使い回します。
キャラ設定テンプレ(コピペ用)
主人公:
・年齢/性格:〇〇
・口調:語尾は〇〇、丁寧語は使わない
・価値観:〇〇が許せない、〇〇を守りたい
・弱点:〇〇に弱い
相手役:
・性格:〇〇
・主人公との関係:〇〇
共通ルール:
・地の文は比喩を控えめに、情景描写を多めに
・一文は長くしすぎない(40字目安)
出力:
・まずは500字の導入、その後に続きの提案を3案キャラ設定は“人となり”より“挙動”を決める
性格を「優しい」「クール」と書くだけだと、AIは都合よく動かしがちです。なので私は、挙動で決めるようにしています。たとえば「困っている人を見ると手が止まる」「疑う前に一回信じる」「怒ると丁寧語になる」みたいに、具体的な動きに落とす感じです。
- 判断基準:感情で決める/論理で決める/損得で決める
- 癖:考えるとき視線が泳ぐ/語尾が伸びる/沈黙が増える
- 衝突ポイント:嘘に弱い/正義感が強すぎる/プライドが高い

このテンプレをベースに、ジャンル(恋愛・ミステリ・異世界など)や視点(一人称・三人称)を変えるだけで、だいぶ安定します。短編なら「導入だけ」、長編なら「章の冒頭だけ」を先に出させると、修正指示がしやすいです。
プロット作成とシーン分割

長編が途中で止まる原因の多くは、プロットが曖昧なまま本文を回していることです。私は先に「シーンの骨格」を作り、1シーンずつ生成→調整→次へ、という流れで進めます。ここを守るだけで、長編の完走率が上がります。
シーン分割って、実は“AIの制限対策”というより人間側の編集を楽にする技なんですよね。1シーンが短いほど「直したい場所」が明確になりますし、破綻しても差し替えが簡単です。
| 項目 | 書く内容 | 例 |
|---|---|---|
| 目的 | 主人公がその場面で達成したいこと | 手がかりを入手する |
| 障害 | うまくいかない理由 | 相手が嘘をつく |
| 転換 | 状況が変わる出来事 | 第三者が介入する |
| 結果 | 次に繋がる結末 | 別の場所へ向かう |
私の“シーン分割”の具体例
たとえば10章の長編でも、私は章をさらに3〜6シーンに割ります。そして各シーンに「目的・障害・転換・結果」を当てはめます。すると、AIに渡す指示が短くなって、修正の切り分けもラクになります。
- このシーンの目的:主人公が情報を得る
- 障害:相手が本心を隠す
- 転換:第三者が割り込んで空気が変わる
- 結果:情報は半分だけ得られ、次の場所へ
- 出力:1200字、会話多め、最後に80字で要約

さらに、各シーン末尾に「このシーンの要約」を50〜100字で出させておくと、次の入力がラクになります。要約メモがたまるほど、キャラや伏線が迷子になりません。
推敲・校正にAIを使う
AIを「書く係」だけにすると、文章がぼんやりしがちです。私は推敲・校正でAIを入れて、最後に自分の言葉で締めます。ポイントは、曖昧な“良くして”を避け、観点を指定することです。ここ、やるだけで一気にプロっぽくなります。
- 冗長な箇所を3つ挙げ、短くする案を提示して
- 視点のブレがある箇所を指摘して
- 会話が説明っぽい部分を自然なやり取りに直して
- 固有名詞や設定の矛盾がないかチェックして
推敲は“段階”でやると失敗しない
私は推敲を一回で終わらせません。順番を決めます。いきなり語彙や表現を直すと、設定ミスや視点ミスが残ったまま「綺麗な破綻」になります。
- 第1段階:視点・時制・設定の矛盾を潰す
- 第2段階:会話の不自然さ(説明セリフ)を減らす
- 第3段階:冗長表現を削ってテンポを上げる
- 第4段階:最後に語彙・比喩・余韻を整える
AIの指摘は便利ですが、誤りや思い込みが混ざることがあります。指摘は“候補”として扱い、採用はあなたが決めるのが安全です。重要な情報は一次情報で確認し、最終的な判断は専門家にご相談ください。

もし推敲の方向性が定まらない場合は、別AIに「編集者役」を頼むのも手です。私はツールを変えるだけで視点が変わって改善が進むことが多いです。
著作権と商用利用の注意

AI小説を書かせる生成で一番揉めやすいのが、著作権と商用利用です。ここ、避けて通りたいけど気になりますよね。私はこの話を「難しい法律の話」にしません。やるべきことはシンプルで、①規約確認、②既存作品との類似チェック、③公開先ルール確認の3点です。
まず、サービスの利用規約は“必ず読む”が基本です。商用利用の可否、クレジット表記、生成物の扱い、禁止事項はサービスごとに違います。次に、既存作品との類似チェック。これはトラブル予防の観点で大切です。AIは偶然似た表現を出すことがありますし、あなたに悪意がなくても問題になる可能性があります。
- 利用したサービスの利用規約で、商用利用・再配布・クレジット要否を確認する
- 固有名詞や特徴的なフレーズを検索し、既存作品の再現になっていないか確認する
- 二次創作なら作品ガイドラインと投稿先規約を確認する
- 不安がある場合は、公開前に専門家へ相談する
“判断が割れるポイント”を先に知っておく
AI生成物の扱いは、状況で論点が変わります。一般論としては「人の創作的寄与があるか」「既存著作物との類似性・依拠性があるか」などが焦点になりやすいですが、個別事例で結論が変わります。だから私は、断定せずに「事故りやすい条件」を避ける方に寄せます。
- 既存作品の文章をそのまま貼って「同じ文体で書いて」と頼む
- 特定作家の名前を出して「この人そっくりにして」と寄せる
- 引用・転載・翻案の区別が曖昧なまま公開する

公的な考え方を一次情報で確認したい場合は、文化庁の資料が参考になります(出典:文化庁「令和5年度著作権セミナー『AIと著作権』」)。
もう一度だけ大事なことを言います。正確な情報は公式サイトをご確認ください。そして、法的な判断が必要な場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。ここは“守り”が正解です。
AI小説を書かせる|生成まとめ
AI小説を書かせる生成は、AIに丸投げするほど失敗しやすく、逆に役割を分けて使うほど安定します。まずは短編で「最後まで出す」体験を作り、気に入った設定だけを長編に育てるのが近道です。あなたが「面白い」と思う核は、ちゃんと残して育てていきましょう。
そして私は、AIを“代筆者”というより、創作の相棒(下書き係・編集係・壁打ち係)として扱うのが一番しっくり来ています。相棒にすると、責任の所在もブレません。最後に作品を出すのはあなたですし、判断するのもあなたです。
- 短編:ChatGPTで導入→中盤→終盤を分割生成
- 長編:先にプロットを作り、1シーンずつ回す
- 仕上げ:推敲・校正で読みやすさと一貫性を整える
- 公開:利用規約と著作権チェックを必ず通す
- 一発で完成を狙わない(分割して詰める)
- キャラは“挙動”で固定する(口調だけだとブレる)
- 公開前チェックを省かない(規約・類似・投稿先ルール)
最後にもう一度だけ。ルールや仕様、利用上限は変わることがあります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。あなたの目的に合う形で、AIを「創作の相棒」としてうまく使っていきましょう。

